光明寺参事村上が京都天が瀬メモリアル公園の樹木葬・桜下庭園樹木葬を説明・案内をします。まずはみんなが持つ不安。樹木葬って初めてですよね

樹木葬の不安。その1・・・いつか、無くなるんですか?

いいえ、この桜下庭園樹木葬は移動はありません。規定年月後の掘り起こしが無いので、安心してください。一般的なお墓は、必ず、移動・処分があります。でも大丈夫です。ずーっとあります。ただし、メモリアル公園が物理的につぶれない事。例えば、戦争や地震。回復不能になると、全て合祀されます。ややこしい現代において、不思議ではありません。

樹木葬の不安。その2・・・名前は残せますか?

はい、残せます。家族代々のお墓は、故人の名前を残すことが善行です。これは樹木葬でもできます。では、何故、こんな質問が出るか、判りますか?当初の樹木葬が出来た頃は、樹木葬は墓標が樹木だから、手を合わす対象が樹木ですよ。そんな事が説明されていました。神戸の樹木葬の映像が見えた時、桜が満開で、その桜を飾る花壇が仕切られていて、場所を特定するものがなかったんですね。名前を残すプレートもありません。ですから、どこに向かって拝むの?そんな感じでした。でも天ヶ瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬はプレートがあります。だから、手を合わせるものがあります。名前も残ります。

樹木葬の不安。その3・・・夫婦で一緒に入れますか?

夫婦

大丈夫です。従来のお墓は、家族で入るもの。だから夫婦は当然、一緒に入れますね。そして、桜下庭園樹木葬は2人、一緒に入れます。やはりお墓って夫婦で入るのが普通でしょう。何故、こんな事が問われるのでしょう?もともと、樹木葬は自然葬の一つで、1つの遺骨を土に埋めて、そしてその方の墓標として樹木を1本植えたのです。それが、都市部の霊園の中に移ってきて、桜の木の下に埋めればいいよ・・・。そんな葬送になりました。しかし、他人と御骨を混ぜないためにはお骨が入る納骨棺(カロート)が必要です。京都の樹木葬の一部には、カロートを準備していない樹木葬もあります。そうなると、夫婦どころか、個別のお墓ではなくなりますね。合祀のお墓と一緒です。桜下庭園樹木葬にはきちっと2人のお骨が入るカロートがあります

いつもお客様に説明するのですが、夫婦のお墓は、子供が見て、何を思うかです。両親2人が、一緒の墓に入っている事実、これが大事です。「親父も母親はいつも喧嘩しとったけど、最後にはちゃんと一緒に一つの墓に入っている。」そして、自分たち夫婦にその姿を反映させます。つまり、2人で入るお墓って、子供たち夫婦に残せるメッセージと思います。

樹木葬の不安。その4・・・夫婦ではありませんが、一緒に入れますか?

この不安も、皆さんお持ちです。お墓を求められる時、家計図を書いて、考えます。でも、その家系図に載ることの無い人格があります。内縁の方です。そうです、愛人ですね。従来のお墓との大きな違い。この辺にあります。従来のお墓は、家系図の載せる事の出来る関係しか、一緒に入れなかったんです。だから、愛人さんは家の墓に入れず、お寺の運営する合祀の永代供養墓しかなかったのです。愛人さんは、たとえ心底好きになっても、2人で一緒に入る事は出来なかったんです。

でも、この桜下庭園樹木葬は、一緒に入る2人の関係は問われません。御夫婦が多いですが、親子・兄弟・親戚も多いです。また、内縁の方も多いです。寺のお墓は、御住職の意向が強く、なかなか、気楽に頼めない場合が多いです。しかし、桜下庭園樹木葬はまったく、大丈夫です。そのため、愛人関係のお二人が、遠方よりお申し込みにこられます

樹木葬の不安。その5・・・納骨してしまうと、遺骨は取り出せませんか?

遺骨を納めるご家族には様々な問題とか、不安が残ります。遺骨を出したい方も、時折、おられます。改葬といって、遺骨は引っ越しできるんですね。遠い田舎にあるお墓を処分して、先祖さんを永代供養のお墓に入れる。まさに、今は、その転換期であります。しかし、遺族の中には、一部を家に置かれる方もおられます。分骨ですね。だから、家族代々のお墓から遺骨を出すことはできるんですね。

しかし、ほとんどの樹木葬は、一度納めたお骨を掘り起こして、出す事は出来ないです。何故か、カロートがないから。カロートがないと、合祀のお墓と同じことになります。カロートもなく、土に埋めて、その上にプレートを置くところもあります。

でも、天が瀬メモリアル公園桜下庭園樹木葬はカロートが全てありますので、取り出しはできます。今のところ、1回だけですが、出して、ワンランク上の樹木葬に変更された方もおられました。何よりですね

樹木葬の不安。その6・・・親戚が見て笑わないかな?

樹木葬に限らず、まだ、浸透していない時に、その新しい価値観を認めてもらう事には時間がかかります。樹木葬って、まだまだ、知らない方も多いですし、また、業者も様々です。だから、大きさも、形も、埋葬方法も、料金も、全て、様々です。

お墓の現場でよく聞きます。「こんな大きな墓、建てるんじゃなかった。」特に樹木葬が認知され始めてから・・・。でも、10年前は、そんなにメジャーじゃなかったんです。できた頃は、「あんな小さなお墓で、先祖さんが笑ってはるわ」そんな事も聞いた事があります。でも、価値観がどんどん変わってきています。

ここにきて、多きなお墓を構えるご家族、ほんと、ごく一部になってきました。今でも、数百万円のお墓を建立する方もおられます。それは立派な功徳です。でも、小さいプレートの樹木葬でも、笑われる事はありません。大事な事は、どんな樹木葬でも、どのように祀っていただけるか?それが大事ですね。

樹木葬の不安。その7・・・管理費は要るの?

お墓なら、管理費が要るのは判るけど、樹木葬って管理費要らないんでしょう。そう思われるのが普通ですね。しかし、京都にある寺の中にある樹木葬は必要なところもあります。年会費5000円、納骨料金、永代使用料とは別に、1人30,000円、石碑彫刻料金15000円となっています。

後、宇治にある大きいお寺の樹木葬は、管理費ではなく、植栽費として、年間、数千円、請求されます。苔のある庭での樹木葬・竜のひげを引いた樹木葬・プレートの周りを、一年草の花で飾る樹木葬・芝生の樹木葬・・・もなんでもあります。しかし一年草の花で飾る樹木葬は、管理が必要です。無償ではお花は植えてもらえません

京都天が瀬メモリアル公園の桜下庭園樹木葬は芝生にある樹木葬です。周りを花で飾るような事はありません。管理費は一切不要です。

ほんと樹木葬も種類が増えました。管理の仕方、祀り方も様々です。検討される方は、まず現地に赴く事です。お墓選びで、もっとも大事な事です。

樹木葬の不安。その8・・・納骨した場所が判るかな?

樹木葬もほんと様々です。ちゃんと、お骨の入ったカロートの上に、プレートを置いて、名前を刻んであれば、「あそこにおじいちゃんが入ってはるんやね」そんな事は判ります。でも、当初の樹木葬は、ひどかったです。プレートもなく、カロートもなく、どこに埋葬されたか判らない。とりあえず、桜の木の下に、お骨を埋めれば、それが樹木葬・・・。だから、どこに入っているか判らない。手を合わせるのは、樹木。

そんな、樹木葬も変わってきました。とにかく、プレートはあります。しかし、石の通路に、砂利を引いた墓地にプレートを置いて、植栽の無い、樹木葬・・・?

それって、ほんと、お粗末ですね。樹木葬の成り立ちをねじまげた、プレートのお墓が樹木葬?????

でも、石碑はあるので、場所は判ります。判らないのは、墓標の無い樹木葬です。お寺の墓地の樹木葬は、区画図で、この辺がお墓ですよ・・・そんな事が多いです。

植樹があって、みどりがいっぱいあって、プレートがあって、他人と混ざらない、墓参りもしやすい樹木葬が安心ですね

樹木葬の不安。その9・・・墓地が無くなる?

桜下庭園樹木葬

こんな不安、当初はあったのでしょう。よく言われる里山型の樹木葬が本来の樹木葬です。遺骨を埋葬して、その上に樹木を植樹する。土に埋もれた遺骨は、植樹した樹木に生まれ変わる。そんな自然葬の発想です。お墓は石とは限りません。ほんと木片のお墓もあります。墓標が樹木というのが樹木葬です。

もともと、遺骨の埋葬は墓地埋葬法で決まりがあって、墓地申請が済んでいる場所でしか、埋葬はできないです。たとえ、家の庭に立派な桜の木があっても、そこに埋葬すると違法になります。もともと、地方に行くと、お寺が、その小さい山の持ち主であって、そこに墓地申請ができたから、お骨の上に、樹木を植える事が出来たのでしょう。都市圏では無理ですね。時折、地方のお寺に行くと、樹木に戒名のような木片が張り付けられています。確認していませんが、木を寄付されたのか、お墓かは判らなかったです。

でも、近年の樹木葬、都市にある樹木葬は墓地自体が無くなる事は無いでしょう。民間資本の霊園が破綻して、営業権譲渡されても、お墓は法律で守られます。ただ、管理が悪くなります。ですから、お寺にある樹木葬が、安心できますね

以上、全て、現場で聞かれた、お客様の不安です。新しいものは未成熟なので不安も多いですね。光明寺参事村上が京都天が瀬メモリアル公園の樹木葬・桜下庭園樹木葬を説明・案内をします。まずはみんなが持つ不安、解消します

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